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2021/04/13 23:46

1. 風土にあった生地を“主役”に


民ノ布 (たみのぬの)」は

日本諸国の滋味深い生地を
日本各地のデザイナーたちとともに
収集、紹介し、プロダクトとして販売する
「日本諸国テキスタイル展示室」です。

「日本各地できょうも機を織り続ける
 多種多様な職人たちの手仕事のおもしろさ、
 すばらしさを国内外のたくさんの方に
 もっともっと知ってもらいたい」

そんな想いとともに
私たちが「民ノ布」を立ち上げた背景には、
国内の機織り職人が直面している“存続の危機”が
すぐそこまで迫っているという現状があります。

服の生地がうまれる現場が置かれている
状況は、いまどうなっているのでしょうか。

2. 日本の伝統的な生地は、いま

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民ノ布が収集する生地たちは、
その多くが天然繊維。つくられている土地土地の
気候や歴史に沿った施しがされています。

全長3500kmに渡る日本列島では
ほとんどの土地が温暖な気候に恵まれ
長い歴史の間に多種多様な布が生まれました。

暖かい場所では涼しくすごせる織物、
寒い場所では保温性のある織物、
工業が盛んな地域では丈夫な織物が織られ、
各地に広まったのです。

世界中のどの国も、かつては自国で
その国の風土に合った生地をつくっていました。
しかし、産業の革新化や東アジアの大国による
"世界の工場”化が進んだことにより、
伝統的な織物は急速に使われなくなっていきました。

そのような状況にあっても
日本にはまだ、風土にあった生地づくりの現場が
かろうじて残っています。
下町の工場の中にも、山奥の集落の中にも
多種多様な機織り職人がいて、
その人にしかできないものづくりが続いています。

実は、このような状況は、世界的にも珍しいこと。
ひとつのことを突き詰めるのが得意な国民性が
影響しているのかもしれません。

3. “衣”も国内で自給できる未来って?

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いち材料として存在していた生地たちを
"主役"に変えて、私たちが惚れ込み、手にとった
生地のすばらしさと、その背景にある物語を
日本のみならず、世界のみんなに知らせたい。

民ノ布を通して、国内の産地を大切にしている
ブランドを紹介し、”衣”も”食”のように
多くを国内で自給できる未来を、
民ノ布に集う人々と共につくりたい。

そして、できることなら
この生地たちが生産される背景を、永く残したい。
土地土地に根付くものづくりの記録をしっかりと残したい。

そんな想いが募り、立ち上げたのが「民ノ布」なのです。